都市機構の賃貸住宅は「住宅確保要配慮者の居住の安定を図る上で重要な役割を担うストックと考えられ、ストックの規模等の内容、各地域における住宅確保要配慮者の状況等に応じて、住宅確保要配慮者に対する優先入居の実施等を通じて、住宅セーフティネットを充実させることが重要である」と述べている。機構住宅はすでに主に若者単身者向けの「ハウスシェアリング」を制度として実施している。これは通常家賃による入居であるが、低所得の若者に対しては、空家住宅への優先入居を実施し、家賃減額措置をセーフティネットの一環として行う。
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なお、機構住宅の空家(居住可能な住宅)は全国的に七万戸あり、さらに向こう一〇年間で八万戸の住宅を削減する無謀な計画(政府・財界による「UR賃貸住宅ストック再生・再編方針」)を進めようとしている。機構住宅は国民共有の財産であり、今こそ若者の住宅確保のために空家化や住宅削減をやめ、セーフティネットとして役割を果たすべきである。また、公社賃貸住宅(地方住宅供給公社が整術する賃貸住宅)についても「都市再生機構が整備する賃貸住宅と同様に、住宅確保安配慮者に対する優先入居を実施する等により、ストックの有効活用を推進する」としているので、機構住宅と同様の措置をとる。