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模擬テストの成績

なぜ、高三の初めの模試の成績が悪いかといいますと、一浪、二浪の人たちが一緒に受けているので、知識の量では、浪人生にかなわないからです。そういうときは、親が慰めてあげてください。優秀な子供さんは、東大、一橋、早稲田、慶応という一流大学しか頭にないのです。学校の友達や親の期待などが大きくて、小さい胸が押しつぶされそうになっているのです。そういうときに、模擬テストの成績が悪いからといって怒るのではなく、「浪人生も一緒に受けているのだし、まだまだ、これから頑張れば大丈夫よ」とか、「別に、東大とか早稲田でなくてもいいじゃない。○○大学(偏差値中位の大学)だって立派な歴史と伝統を持っている大学だし、有名なあの人もその大学出身だし」「ダメなら、浪人という于もあるし」という具合に、子供さんのガチガチになっているプレッシャーを取り除いてあげることが大事です。また、できる子供さんの場合、テストで100%自信を持って解答しないと、試験が終わったあと、なんとなく、「今回のテストは悪かったのではないか」と自分で落ち込んでしまうものです。そういうときは、テストの発表があると、たいがい上位に名前があるものです。できる子が不安なくらい試験が難しかったということですから、その他の子の成績はもっと悪いものです。

授業の口頭報告

低学年から学校の授業を題材に、授業の口頭報告、テキスト、ノート点検、宿題点検の予行演習をしておくのです。小学校低学年の勉強なら子供も緊張しませんし、親も余裕をもって子供の話が聞けますから、自然な形で「家に帰ったら授業で勉強した教科書とノートを開き、習ったことを話す」ことができます。このような準備もせず、いきなり塾での受験勉強に突入しても、授業の口頭報告、テキスト、ノート点検、宿題点検は円滑に進まないと思います。「朝起きたら歯をみがく」「食事の前には手を洗う」と同じ感覚で、「家に帰ったら授業で勉強した教科書とノートを開き、習ったことを話す」ことを生活習慣の一部にしましょう。最初は面倒でも、半年も経てば違和感がなくなり、一年続ければ「やらないと気持ちが悪い」と感じるようになります。

時間帯で能率に大きな差が生まれる

仕事を含めて勉強では、時間帯で能率に大きな差が生まれます。いざとなったら徹夜でもすればいいと考える人も多くいますが、徹夜は結果的に疲労が重なり、能率を悪くすることにつながりやすいものです。それに翌日まで疲労が残り、その余波が能率をさらに悪くします。まず、確かめておきたいことは、一日のうちで自分がいちばん疲れる時間帯といちばん頭が冴える時間帯がいつかということです。通常の業務は、それに合わせて作業の度合いを調整しておくといいでしょう。一日のうち午後二時ごろになると決まって睡魔に襲われるとすれば、この時間帯を抜いた作業スケジュールを立てておいたほうがいいということです。大事な会議などがあるときは、あらかじめ自分から「○時ごろにしたらいいのではないでしょうか」と提案してみます。もちろん自分の都合だけで会議の時間は決められませんが、ダメでも提案してみる価値はあります。